早朝、カエデの成木に穴をあけ、管を挿しこむ。すると透明な液がサラサラ流れていくのが見える。カエデの木の幹の内側を勢い良く巡る樹液は、カエデの生命そのものだ。樹液を採取して、その透明な液体を鍋に入れ、40分の1程度まで時間をかけ煮詰めていく。大量生産はできないが、それだけに貴重。「カエデがくれた生命を大切に使う」。その思いからできたのが、秩父の山々が生んだメープルシロップ、「秩父カエデ糖」である。
「森を育てて、お菓子を創る」のスローガンのもと、杉・ヒノキの間伐地にカエデを植樹
平成17年からこれまでに、9000本以上のカエデを植樹
社)国土緑化推進機構の「緑の募金」を活用し、緑のボランティアの参加を得て「花粉の少ないカエデの森」づくりの植樹を行ました。